速読を試してみたけど効果なかった
速読は自分には向いてない
って人にはおすすめの本です。
ちりちりもこの本を見つけるまでは
おなじでした。
従来の「速読」の本を買って
試してみましたが
いまいち効果がありませんでした。
それと
自分には向いてないと思いました。
理由は
目が疲れるからです。
ちりちりが読んだ速読の本は
「眼球を早く動かす」的なもの
だったので
もともと目が弱いちりちりには
向いてませんでした。
この「瞬読」は
いままでの速読とは少し違います。
ネタバレしない程度に概要を書きます。
「瞬読」の特徴
眼球の動きに頼らない
瞬読は「目を早く動かす」
というものではありません。
一言で言うと
右脳を働かせて読む
といった感じです。
・右脳はイメージやひらめきで使う部分です。
・左脳は計算や論理的思考で使う部分です。
右脳で読んで左脳で定着させる
といった感じです。
瞬読の方法
この本では4つのステップで訓練することを教えています。
ステップ1 変換力を鍛える
ランダムに配置された文字のグループを
高速で変換するものです。
たとえば
「ナパルップイ」 → 「パイナップル」
といった感じです。
ステップ2 イメージ力を鍛える
複数行の文を瞬時に読み取るものです。
たとえば
「麦わら帽子をかぶった
ちいさな女の子が
公園のベンチに座って
シャボン玉をふいています。」
という文の中から
重要なキーワードだけを
読み取って
そのビジュアルを瞬時にイメージします。
文字をイメージとして受け取る=インプット
からの
ビジュアルとして連想=アウトプット
といった練習です。
瞬読ではアウトプットを重要視しています。
ステップ3 本を右脳読み
実際に本を右脳読みします。
目の動かし方は決まったものではなく
自分に合った視点の動かし方で
「できるだけ多くの文字をいっぺんに見る」
といったものです。
ステップ4 本の内容をアウトプットする
右脳でインプットした情報を
口頭で話したり
ペーパーに書いたりして
アウトプットする仕上げです。
この作業で右脳と左脳が
活性化して本の内容が
定着するというものです。
瞬読の効果
ちりちりは瞬読をはじめて
まだ5日くらいですが
効果は出てきたように思います。
よく読むビジネス書のジャンルだと
けっこう早く読めます。
これからも続けていこうと思います。
この本の後ろには練習題材が
ありますが
もっと練習したいので
「瞬読ドリル」を買おうと思っています。
瞬読の注意点
基礎知識がないものには効果が薄い
難解な本を瞬読して理解するのは無理がありますよね。
ひらがなが多いとやりづらい
漢字は1文字で意味があるので
イメージに変換しやすいのですが
ひらがなは難しいです。
漢字やカタカナが多い本は
比較的やりやすいですね。
ビジネス書を読む方ならとくに
瞬読はやってみる価値はあると思います。
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