SNS中毒の人は読んだほうが良いです。
自分も読んだときは衝撃でした。
「嫌われる勇気」がオススメの理由
対話形式で読みやすい
ベストセラーにはベストセラーの
理由があるんですね。
アドラー心理学はとても深い話ですが
青年と哲学者の会話形式になっていて
スラスラ読めちゃいます。
人生がシンプルになる
ネットやSNSをよく使う人や
仕事での人間関係など
悩みが多い現代人には向いていると思います。
本屋で見つけて「おっ」ってなりました。
プレゼントにも良いですね。
「嫌われる勇気」はこんな人にオススメ
「嫌われる勇気」はこんな人にオススメです。
仕事で自分の意見が言えない人
ちりちりも昔はそうでした。
「嫌われる勇気」を読めば
他人の目を気にせずに
思った通りの意見を言うことができます。
昔の自分にも教えてあげたいです。
人間関係に悩んでいる人
職場の上司とか同僚とか
「あの人とはどうしてもうまくいかない」
という悩みって誰しも少なからずありますよね。
ちりちりも過去に
気難しい上司や
やりづらい上司はたくさんいました。
「嫌われる勇気」では
課題の分離として
他人の意見や感情は
コントロールできないし
する必要がない
と気づかされます。
「嫌われる勇気」の要約3ポイント
この本はすべてのページ
すべての項目が重要なので
ほんとうは全部書きたいくらいで
3つに絞るのは大変ですが
あえて3つに絞るならこれです。
すべては目的論
アドラーは原因論を否定し
すべては目的論だとします。
例えば
「上司が悪いから仕事がうなくいかない」
というのは
「自分の仕事がうまくいかないのは
上司が原因だ」とすることです。
アドラーはこの原因論を完全に否定します。
目的論によると
「自分の仕事がうまくいかない理由」
を作るために上司を悪者にしたり
「仕事を一生懸命やりたくないから」
上司を悪者にする。
という「目的」があるために
頭の中にイメージを作り出す
というものです。
だからアドラーでは
トラウマを完全に否定します。
過去の出来事をどうとらえるかは
自分次第だと。
すべての悩みは人間関係だ
承認欲求を捨てる
幸せになれないのは
他人の目や他人の意見を
気にするからだ。
ということです。
承認欲求は人間が避けては通れない
欲求ですが
承認欲求の奴隷でいる限り
他人の人生を歩むことになる。
自分の人生を歩むためには
承認欲求を捨てることが大切だ
と言っています。
「課題の分離」が大切
といっても
社会で生きている以上
どうしても他人の評価を
気にしてしまうという人は
「課題の分離」をすれば良い。
他人が「自分のことをどう思うか」
は他人の課題であって
自分の課題ではない。
自分の課題は
「自分がベストだと信じること」
をやる」のみ。
「縦」の関係ではなく「横」の関係を作れ
ではアドラーは
「他人との関係を完全に断ち切れ」と
言っているのかというと
そうではありません。
アドラーは
と言っています。
「競争する相手は他人ではなく自分」
だと。
ちりちりは最初これを読んだとき
頭がパニックになりそうでした。
(現に本に登場する青年もパニックに 笑)
他人の評価を気にせずに
仲間としてやっていけるのだろうか?
と思いました。
その答えの1つめは
ほめるのをやめる
仲間なのにほめないの?
って思いますよね。
アドラーはこう言っています。
◉ほめるのは上が下に対してすることだ。
◉ほめるのではなく
「ありがとう」と感謝することが大切。
他人の評価を気にせずに
仲間としてやっていくコツ2つめは
「共同体感覚」を持つ
広いコミュニティで考えれば
必ず居場所は見つかる。
人間はすぐれた能力が無くても
存在するだけで価値があると。
さらに
「他社貢献」の姿勢が大事だと
言っています。
それは他人からの見返り=評価
を求めるのではなく
自分は他人に貢献するために
ベストを尽くしたんだという
自己満足が幸せに生きるコツだと
言っています。
今はSNSで他人の評価を気にしたり
職場で周りの目を気にして
自分の意見を言えない人が多いと思います。
ちりちりは職場では
言いたいことを言うタイプですが
SNSや友人関係では
まだ未熟だと思っています。
たまに「嫌われる勇気」を読み返して
精進しようと思います。
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