たこ焼き屋で起業した
サラリーマン「ちりちり」
が教える美味しいたこ焼きのコツです。
美味しいたこ焼きのコツ
何を揃えればいいの?
たこ焼きと一口に言っても
ぜったいたこが入ってないとあかん!
てわけでもないです。
実際、ネット上に公開されている
レシピを見ても
タコの代わりにいろんな食材を
いれてますよね。
ってことは
あの丸い生地があれば
中身はなんでもいいんじゃないか?
ってことです。
ということで生地から。
まずは生地
美味しいたこ焼きのコツは
なんといっても生地!
これにつきます。
たこ焼き粉
やはり市販のたこ焼き粉といえばこれ。
ちりちりが大阪に住んでいる時も
周りの人はみんなこれでした。
普通の小麦粉と違って
出汁が入ってますので
味付けする必要もないです。
オタフクのたこ焼き粉は
他よりほんの少し高めだけど
市販の中では一番おいしいと思います。
おたふくのたこ焼き粉は
卵なしでもイケるくらい
美味しいです。
ただ、卵を入れたほうが焼きやすいし
お菓子みたいな良いにおいとコクが出ます。
卵なしバージョン↓
卵
卵を入れると風味や色だけではなく
ひっくり返しやすくなります
粉200グラムに対して大きい卵で1個、小さ目で2個くらい入れると良いと思います。
生クリーム
クリーミーさが増します。
なくても大丈夫です。
隠し味でうならせたい人は入れてください。
生クリームは賞味期限が早く、高価なので
抵抗がある人は
クリープでも代用できます。
生クリームの場合、粉1袋に対して100グラムです。
うま味調味料
賛否両論ありますが
家庭でやる分には入れたほうがおいしいです。
※ちりちりはお店では入れてません。ちなみに粉も特注のやつです。
生地を作る時のコツ
なんてことはないのですが
●水に対して粉を数回に分けて入れる。⇒ダマができにくい。
●よく混ぜる。焼く前にもう一度混ぜる(沈殿しているので)
●混ぜたら30分~1時間ほど冷蔵庫で寝かせる。
具材
たこ
100グラムで40個が目安です。
柔らかいところより
硬い部分を選ぶと
美味しいと思います。
頭の部分と足の部分で好みは分かれます。
頭は柔らかい触感。
足は噛み応えがあります。
同じグラム数でも
足は頭の3倍近くの値段がしますね。
たこは今や高級品です。
ネギ
ネギは重要な隠しキャラです。
中に入れると味がしまっていいですね。
ねぎが好きな人は
上からさらにドバっとかけちゃってください!
たこ焼きの中に入れるネギ・・・青ネギ◎白ネギ◎万能ねぎ〇
たこ焼きの上にかけるネギ・・・青ネギ◎白ネギ〇万能ねぎ△
ねぎかけたこ焼きは、上から醤油や出汁をかけて和風にするのがおススメです♪
中に入れるネギは、輪っかが太い「下仁田ネギ」が見た目も風味もおススメです。
紅生姜
紅生姜も
味にメリハリができていいですね。
辛いのでお子さんには向いてないかもしれまん。
上に乗せるより
中に入れたほうが
美味しいです。
入れすぎると、たこ焼きが
紅生姜の味しかしなくなるので
要注意です。
長い紅生姜は入れやすいように
細かく切っておきます。
天かす
ノーマル天かす
マストじゃないですが
入れるとふんわり出来上がりますので
オススメです。
いか粒入り天かす
ノーマル天かすより
ほんの少しだけ
値段が高いのですが
少しの違いなのでこちらのほうがおススメです。
イカの味をアクセントに加えれます。
出汁代わりにも使えます。
キムチ
これはチーズとセットです。
オススメ。
細かく切っておきます。
チーズ
たこ焼きに入れるチーズは万能!
オススメは
たこ+キムチ+チーズ
です。
ちりちりは
業務スーパーでで買った
とけるチーズを使います。
チーズを入れると
たこ焼きが10倍くらい
レベルアップするので
オススメですよ!
キムチを入れないチーズたこ焼きにすれば
お菓子みたいで子供にも人気です。
チーズたこ焼きには紅ショウガは入れません。
普通の四角いチーズでも
細かく切れば使えます。
たとえば、コストコとかで買った大容量の
チェダーチーズなんかも合います。
1キロ800円〜900円
くらいで買えます。
それでも十分においしいです。
こうしてできたたこ焼きがこれ↓
(あまり見た目は変わらんか 汗)
ノーマルたこ焼き
キムチチーズたこ焼き
おたふくのたこやき粉と
チーズは最強です!
焼き方のコツ
焼き方のコツはそんなに多くはありません。
人によって方法はいろいろですが
ここではちりちりが実際にやってみて
美味しいと思う焼き方を書きます。
(0)焼く前に
①鉄板は200度前後
100円ショップで温度計が売っています。(300円くらいだったと思いますが)
鉄板の温度が高すぎると焦げ付いて返しづらくなります。
200度くらいになったら弱火より少し強いくらいの火にします。
②油は多めに
油は「ちょっと多いかな」と思うくらいがいいです。
③具材を入れる順番
これは正解は無いのですが
僕はこの順番です
●ノーマルたこ焼きの場合
生地⇒タコ⇒天かす⇒ネギ⇒紅ショウガ
●チーズたこ焼きの場合
生地⇒タコ⇒天かす⇒ネギ⇒チーズ
人によっては「具材の重さの順番で」という方もいます。
まあこだわりは人それぞれですので
ここは気にしないでやりましょう。
(1)生地を入れる
初めは穴の9割くらいまで入れます。
タコを入れるとちょうどあふれるくらいになるように。
(2)具材を入れる
素早く入れます。
・タコは一つの穴にひとつづつ入れます。
・天かす、ネギ、紅ショウガは
一つの穴に、丁寧に入れる必要はありません。
鉄板の真ん中を中心にだいたいまんべんなく広がればOKです。
(3)生地をたす
生地が鉄板のすみずみまでにいきわたるように生地を足します。
(4)待つ
鉄板の隅の生地(穴の外)の4辺をピックでなぞって触ってみる。
まだ液体状ならば、返せません。
その場合は柔らかく固まるまで待ちます。
液体状ではなく、柔らかく固まったらOKです。
ひっくり返し始めます。
慣れるまではずっと弱火でやるほうがうまくいきます。
(弱火より少し強いくらい)
(5)返す
返しは全部で3回です。
ピックを両手に持つとやりやすいです。
・まずは鉄板の穴の間に切り込みをマスの目に入れて
たこ焼き同士を切り離します。
これをやらないと上手く返せません。
格子型に切り込みを入れたら
いよいよ返していきます。
・右利きの場合、右上のたこ焼きから返していきます。
(鉄板によっては、先に焼けやすい場所からでもOK)
・右手で手首を返すように
ひらがなの「の」の字をかくように(右利きの場合)
返します。
・左手のピックも使って、はみ出た生地をできるだけ
たこ焼きの下に潜り込ませます。
この時、90度だけ返すやり方と
180度返してしまうやり方があります。
90度の方が楽なんですが
できれば180度がおススメです。
なぜなら、たこ焼きの旨味を
いったん閉じ込められるからです。
この時、格子型の切れ込みが崩れてくると思うので
L字型に切れ込みを入れなおしつつ
右上から返していきます。
(6)生地を足す
1回目の返しが終わったら、生地を上から足します。
返したたこ焼きの上にまんべんなく足します。
これをやることで、たこ焼きの玉がひとまわり大きくなります。
(7)2回目の返し
この時に足した生地はすぐに焼けると思います。
2回目の返しは90度です。
ウルトラマンみたいに上がトサカみたいに
いがいがしていますよね。
それでいいです。
(8)3回目の返し
180度返します。
ウルトラマンのトサカを下にします
イガイガの部分を下にすると丸くなります。
(9)形を整える
イガイガの部分を下にしつつ、丸く整えていきます。
小さいな、と思うたこ焼きには生地を少し足します。
(10)ポジションチェンジ
鉄板によって焼けやすい部分とそうでない部分があります。
良く焼けたタコ焼きと、そうでないたこ焼きの
場所をチェンジします。
ここまではずっと弱めの火力です。
(11)強火でカラッと仕上げる
きつね色に焼けてきたら
強火にしてさっと焼いて表面をカラッと仕上げます。
180度返して、反対側も強火でさっと焼いてカラッと仕上げます。
↓きつね色(猫ですけど、きつね色)
(12)盛り付け
●定番たこ焼き・・・ソース、マヨネーズ、鰹節(かつお粉)、青のり、etc・・・
●チーズたこ焼き・・・ソース、マヨネーズ、青のり
●ネギ出汁たこ焼き・・・ネギ大盛り(たこ焼きが見えないくらいかけるとGOOD)、出汁醤油(白ダシと麺つゆ、醤油などお好みで)、ごま油(重要!)
出来上がり!
あとは箸やつまようじで食べるだけです♪
番外編
「たこは高い」とか「魚介類は苦手」っていう人は別のものでも美味しく出来ますよ!
味付けイカ
お約束のイカです。
といっても
スーパーの惣菜コーナーにある
味付けのイカです。
コストを抑えたい人には向いてます。
タコほど高価じゃないし
その割に
歯応えもけっこうあって
僕は好きですね。
味付けなので
デフォルトでも十分美味しいですし
切るのも楽でオススメです。
ウインナー
たこを入れずに
チーズ+ウインナー+キムチ
とかもありです。
ウインナーはタコほど
歯応えが硬くないので
大きめが良いと思います。
ソーセージ
合います。
チーズとも相性が良いです。
ただし
たくさん入れないと
物足りないです。
少し硬めの食感のものが
よいかもしれませんね。
柿ピー
柿ピーを袋のまま
軽く砕いて入れます。
細かくしすぎずに
適度に歯応えを残します。
もうここまでいくとお菓子ですね。
辛子明太子
好き嫌いが分かれると思います。
まず、歯応えがないので
それに抵抗がある人もいると思います。
それと
辛子明太子は味が濃いので
生地の味とバランスを取らないと
いけませんね。
いかがだったでしょうか?
「もとこうしたほうがおいしいよ」とか
「この具材はけっこう美味しかったよ」という方は
ぜひ教えてください!
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